Roblox(ロブロックス)の危険性を解説!課金制度・年齢制限など注意すべきポイント

「Roblox(ロブロックス)」は世界中で非常に人気があるオンラインゲームのプラットフォームです。

子どもたちも多く遊んでいますが、親御さんの中には、安全性について心配されている方もいるかもしれませんね。

ロブロックスは、多種多様な年齢の人たちが世界中から参加しているため、子どもが遊ぶときに注意が必要です。

この記事では、子どもがRobloxを安全に楽しむための注意点や、安心して利用するためのポイントについて詳しく説明します。

Roblox(ロブロックス)危険性を伴う?

まず、「Roblox(ロブロックス)」がどんなゲームかをお話しします。

それから、ゲームの利用に伴う危険性についても考えてみましょう。

Roblox(ロブロックス)の概要

「Roblox(ロブロックス)」は、オンラインでいろいろなゲームを楽しめるプラットフォームです。

アメリカで生まれたこのサービスは、日本語にも対応していますので、たくさんの日本の子どもたちも遊んでいます。

パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット、さらにはXboxなど多くのデバイスでプレイすることができ、それぞれのデバイス用のアプリも用意されています。

2023年3月時点で、世界中の1日のアクティブユーザー数は約6600万人にのぼり、とても人気があります。

個人や様々な会社が作ったゲームが2,400万以上存在し、これらのほとんどが無料で遊べますし、自分でゲームを作ることもできます。

コミュニティ機能やバーチャルコンサートなど、他にも楽しめるアクティビティがたくさん。年齢の縛りがないので、お子様も自由にエントリーして遊べます。

Roblox(ロブロックス)の危険性には適切に対処すればOK

Roblox(ロブロックス)で遊ぶ子どもたちの安全について心配される親御さんの方も多いでしょう。

確かに、ロブロックスには特有の危険性があるわけではありませんが、オンラインゲームとして他のプレイヤーと交流することがありますから、注意が必要です。

子どもたちがこのプラットフォームで遊ぶ際には、親御さんの方がいくつかの点に気をつけることが大切です。

例えば、どのようなゲームを選ぶか、誰と交流するかなど、選択には慎重であるべきです。

幸い、このプラットフォームでは、子どもが心配なく遊べるように親御さんが設定できる「制限機能」があるんです。

この機能を利用して、不適切なコンテンツや他のユーザーとの不適切な交流から子どもを守ることが可能です。

Roblox(ロブロックス)で危険性が考えられること

「Roblox(ロブロックス)」で子どもたちが遊ぶ際に気をつけたいいくつかの点があります。

まず、ゲーム内では特別なアイテムや機能を手に入れるために実際のお金を使う課金があります。

次に、アカウントに情報を登録するため、必要以上の個人情報を入力しないように気をつける必要があります。

また、他のプレイヤーとのチャットでは、時には不適切な言葉が交わされることもあるため、子どもがこれらに触れないようにすることも重要です。

さらに、ロブロックスにはさまざまなゲームがあり、中には年齢に対して過激すぎる内容のものも含まれていることがあります。

これらの点に注意を払いながら、次の章で安全に遊ぶための対策を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

課金して買える道具がある

ロブロックスのゲームは、基本無料で楽しむことができますが、いくつかのゲームではお金を払うともっと楽に進めることができます。

そのため、お子さんが親御さんの知らないうちにお金を使ってしまうこともありますので、注意が必要です。

個人情報を掲載しないこと

ロブロックスで遊び始めるときは、まずアカウントを作ってユーザー名を登録します。

このユーザー名はゲーム内で使う名前として他の人にも見える形で表示されるので、とても重要です。

もしユーザー名に本名を使ってしまうと、他人に個人情報がばれてしまうかもしれませんので、気をつけましょう。

チャット機能など演者同士の交流

ロブロックスには世界中から様々な人が遊びに来るため、色々なゲームで他のプレイヤーと一緒に楽しむことができます。

ゲーム中にはチャット機能もあって、アイテムの交換をしたり、メッセージを送りあったりすることが可能です。

登録するときは本名ではなくユーザーネームを使うため、知らない人とも話すことになります。

世界中のいろいろな年齢の人がいるので、中には良くない意図を持っている人もいるかもしれません。

そのため、誰と話しているか分からないときは特に注意が必要です。

子どもたちは人の言葉の意味を正しく理解できないこともありますので、親御さんの方が監視することも大切です。

年齢に対して過激すぎる内容

ロブロックスを利用するのに年齢の縛りはないのですが、中にはあまり見せたくない暴力的な映像が入っているタイトルもあります。

こういったケースでは制限がかかる場合があります。

でも、最初の設定でお子様が本当の年齢を入力しない場合、本来の制限に引っかからずにアクセスできてしまうかも。

ですから、親御さんが最初の設定に立ち合い、正しい情報を入力することが大切です。

Roblox(ロブロックス)で安全に遊ぶコツ

ロブロックスには、「ペアレンタルコントロール」という便利な設定があります。

これは、スマホやパソコンの機能を親御さんが管理し、お子様が気兼ねなく使えるように設定できる仕組みです。

ただし、この仕組みを使うだけでなく、お子さんと一緒に話し合い、どんなゲームをどれくらいの時間遊ぶかなど、家庭内でのルールをしっかりと決めることも重要です。

これから、遊ぶ前に気をつけておきたい4つのポイントと、それぞれのポイントに対する安全対策を説明します。

これにより、お子さんがより安全に楽しく遊べるようになります。

課金アイテム対策

ペアレンタルコントロールという、アカウントの毎月の課金額を制限する便利な機能があります。

この機能を使えば、ユーザーが設定された金額に達した時点で、その月はこれ以上課金できなくなります。

これによって、予期せぬ高額の課金を防ぐことができ、お子さんがゲーム内でどれだけの金額を使っているかを管理しやすくなります。

親御さんがこの機能を活用することで、お子さんのゲーム利用をより安全にすることができます。

特定される個人情報を記載しない

子どもがアカウントを登録するときは、親御さんの方と一緒に登録作業を行うことがおすすめです。

その際、ユーザーネームには本名を使わず、ニックネームや架空の名前を使うと良いでしょう。

さらに、他のプレイヤーとチャットする時には、個人情報が特定されるような情報を伝えないようにするなど、子どもと一緒に安全に利用するためのルールを話し合って決めておくことが重要です。

これにより、安全に楽しくゲームを楽しむことができます。

プレイヤー交流機能の設定見直し

このプラットフォームでは、12歳以下のユーザーのためにチャットに特別なフィルタがかけられています。

これにより、不適切な言葉やコンテンツは伏せ字にされたり、表示されないようになっています。

親御さんの方は、お子さんがチャットできる相手をあらかじめ承認した連絡先リストに限定することができます。

また、何らかの問題を感じた相手がいれば、その人をブロックすることも可能です。

さらに、必要に応じてチャット機能を完全にオフにすることもできます。

やり取りの最中に不都合が起こったときは、親御さんの方に相談するなど、子どもと安全対策についてしっかりとルールを共有しておくと良いですね。

これにより、お子さんが安心してゲームを楽しめる環境を作ることができます。

推奨年齢を越えたゲームは選ばない

多種多様なゲームがありますが、それぞれに「9歳以上」「13歳以上」「すべての年齢層」など推奨される年齢が決められています。

これは、プレイ中に出てくる暴力的な表現のレベルなどによって分けられています。

ペアレンタルコントロールを使うと、子どもは自分の歳に合ったコンテンツにしかアクセスできません。

これにより、年齢にふさわしくない内容から子どもを守ることが可能になります。

さらに、親御さんはお子さんが使ったメニューの履歴を確認することもできます。

これにより、お子さんがどのような活動をしているかを把握しやすくなります。

子どもと一緒に、アクセスしてもよいゲームをあらかじめ決めておくなど、家庭内でゲームのルールを設定しましょう。

家庭内のルール決めで大切なこと

安全にゲームを楽しむために、子どもと一緒にルールを決める際に注意したいポイントがいくつかあります。

本人が納得している

安全にゲームを楽しむためには、親御さんが子どもに対してルールを一方的に伝えるのではなく、そのルールがなぜ必要なのか、どのような危険があるのかをしっかりと説明することが大切です。

子どもがルールの意味を理解し、納得することで、安全にゲームを楽しむための大切な一歩となります。

また、子どもは成長するにつれて、さまざまなインターネットサービスを使うようになりますよね。

そのため、インターネットを安全かつ効果的に使うための「ネットリテラシー」と、情報技術を理解し活用する能力である「ITリテラシー」を身につけることがとても重要です。

これらのスキルを育てることで、子どもは将来、さまざまな情報技術を自信を持って使いこなすことができるようになります。

親御さんの方々も子どもと一緒に学び、成長していくことが望ましいですね。

子どもが遊ぶ予定のゲームを親が試してみる

子どもが遊ぶゲームを選ぶときは、親御さんの方が実際にそのゲームを試してみることが大切です。

子どもが興味を持っているゲームを自分でプレイしてみることで、そのゲームの内容やどんな表現が含まれているかを理解することができます。

たとえば、特に制限がない種類のゲームでも、子どもの性格や感受性によっては不快に感じる表現やシーンが含まれている場合があります。

親御さんが先にゲームを体験することで、それが子どもにとって適切かどうかを判断する材料になります。

また、ゲームの内容を把握することで、「どのような危険が、どの程度存在するのか」ということが具体的にわかり、それに基づいて子どもと安全に楽しめるゲームを選ぶことができます。

ルールは年齢や時期に応じて見直す

ルールを決めた後も、定期的にそのルールを見直すことが大切です。

例えば、夏休みや冬休みなどの長期休暇の前や、新しい部活動が始まったり、塾に通い始めるような生活のリズムが変わるタイミングで、ロブロックスの使用時間のルールを再評価すると良いでしょう。

また、インターネットの世界は日々変化しており、新しい種類の危険が現れることもあります。

親御さんの方は、インターネットの安全に関する最新の情報を常に把握しておくことが重要です。

何か変化があれば、それに応じてルールを更新し、子どもの安全を確保するための対策を講じることが必要です。

Roblox(ロブロックス)はプログラミングの勉強にも役立つ

ロブロックスは、インターネット上のさまざまな危険に対してきちんと対策をして使うことで、プログラミングの学習にもとても役立つツールになります。

安全な使い方を心がければ、楽しみながらプログラミングのスキルを身につけることができますよ。

Roblox(ロブロックス)で可能なプログラミング学習とは

ロブロックスでは、ただゲームで遊ぶだけでなく、自分でゲームを作ることもできます。

これはプログラミングの基礎を学ぶ良い機会になるでしょう。

しかし、初心者にとってはゲーム作りの難易度が高いかもしれません。

そこで、まずは「ビジュアルプログラミング言語」を使ってみることをおすすめします。

これは、画面上のブロックを組み合わせて簡単にゲームやアニメーションを作ることができる方法です。

特に、無料で使える「Scratch(スクラッチ)」や「Viscuit(ビスケット)」は、遊び感覚でプログラミングを学べるので、子どもたちにとっても楽しいです。

親子で一緒に作品を作るのも良い経験になります。

また、他の人が面白いと感じるゲームを考えたり、操作しやすいデザインを考えたりすることで、創造力や問題解決能力を育てることができます。

これは、将来的にものを作る上で大切なスキルになります。

Roblox(ロブロックス)は危険性に対処すると優秀な学習コンテンツになる

ロブロックスを使うときに特別な危険があるわけではありませんが、普段インターネットを使うときの注意を守れば、安全に楽しく遊べます。

お子さんがロブロックスで遊ぶ際には、親御さんがアカウントを見守ることもできます。

そのため、遊びのルールを子どもとよく話し合って決めておくことが大切です。

そうすることで、お子さんが安心してゲームを楽しむことができますよ。

ゲームを楽しんでプレイするうちに、お子さんがゲーム作りに興味を持つかもしれません。

そんなときは、プログラミング教室を活用してみるのもいいですね。

プログラミングは、考える力や創造力を育てるのにとても役立ちますし、お子さんの未来にもプラスになります。